2011-01-01から1年間の記事一覧
先日、秋葉原のコイズミ無線に行ってきたので、その報告を。 今回の目玉は、TangBand製の10cmフルレンジ「W4-927SE」「W4-930SG」です。 同一口径の両者を比較試聴してきました♪ 箱は「ヒカリ工芸 E-40/105φ(ペア10,500円)」というバスレフ箱です。 容量…
今年もそろそろ終わりなので、12月終了アニメのまとめを。 「ちはやふる」 (注)ちはやふる は2クールアニメでしたorz 百人一首をネタにしたアニメですが、ストーリーの練り上げ方が実に魅力的でした。1話の中で、計算ずくめとも感じさせるほどに収束させて…
前回の日記で、スピーカーユニットのT/Sパラメーターから、 『 Q0 × m0 ÷( Sd ×2 ) 』 を計算する事でバックロードホーン(BH)向けか一発で分かる!、みたいな事を書きました。 では、実際にどうなの? ということで、色々なスピーカーユニットに対して、計…
今回は、いつもに増してマニアックな話を。 バックロードホーンは、その独特な音から私を含めた熱心な愛好家がいる方式ですね。 ただ、ユニットの選択に多少のコツがありまして、 箱にマッチしないユニットを使うと、中低音に強烈な付帯音が発生するなど残念…
コンテスト日記も最終回です。 ラストを飾るのは、家庭に持ち込みたい魅力的なサイズの2作品です♪ こちらは、河辺さんの「FDBR1043」 「小さくても重低音が出てなおかつ綺麗な音が出て、 それを如何に簡単に安く製作できるか」 を目指した試行錯誤の結晶です…
スピーカーコンテストは、競争の場所であるのは確かなのですが、 こういうイベントは、ある種の「お祭り」なんだと思いますし、そうであって欲しいものです。 今回紹介する2機種は、「お祭り」を最高に盛り上げてくれました! まずは、白須さんの「BH エイ…
私の発表のあとは、太田さんと田中さんです。 お二人とも、共鳴管(に近い)スピーカーを作られたので、私としては興味津々です。 まずは、太田さんの「オール オーディナリーズ(All Ordinarys)」。 『普通(ordinary)』をテーマにした、シンプルな音響管方…
いよいよ、私の発表です。 まず、配布資料を見て頂きたいと思います。 pdfファイルでupしておいたので、下記リンクの[ダンロード]ボタンよりご覧ください。 <配布資料> <補足資料> 会場でお配りできる配布資料は一ヶ月前に締切があり、 それ以降のチュー…
いよいよ、コンテスト開幕です。 お客さんも、続々と入ってきました。 このコンテストは、来場して下さったお客さんに投票用紙を渡して、 「音質」「アイディア」「ルックス」の三項目で投票してもらいます。 条件としては、各項目には一作品のみの投票とな…
今回は、開場前の「試聴タイム」のお話です。 試聴タイムは、各人の音チェックはもちろん、 どのような設置でSPを鳴らすかも試行錯誤します。 さて、いよいよ私の番です。 クラッシック、和太鼓、女声合唱を鳴らすものの・・・ なんか変なのです!!! 緊張…
ミューズの方舟が主催する、自作スピーカーコンテストに参加してきました! 多くのご来場、誠にありがとうございました。 さて、まずは搬入・会場準備のお話から。 自宅を出たのは、朝の六時半。 まだ霜が降りている寒さなのですが、 スピーカーを運ぶ意気込…
いよいよ、コンテストが明日になりました! カノン5Dは自動車免許がないので、 電車で「W-tone」を持って行きます。 まあ、電車でウッドベースを運搬している人もいるので大丈夫でしょう。多分w まずは、壊れやすいユニット部を保護します。 こういうとき、…
あのヘッドフォンのSTAXが買収されてしまいました (´・ω・`) 日本経済新聞「中国音響機器、日本企業を買収」 いろいろ探していると、コレが元のようです。 「PDFファイル:深圳市漫步者科技股份有限公司 收购资产公告」 んで、「漫步者科技」という会社なの…
コンテストまで、残りわずかとなりました。 音質の最終調整について報告します。 まずは、ネットワークの変更。 ネットワークは以前の日記で紹介したとおり 「0.13mH(ウーハー側)」「0.47μF(ツイーター側)」という設定にしていましたが、ちょっと高域が華…
新しいスピーカーユニットの固定方式である、グリップマウント(GM)方式の説明です。 GM方式では、ユニットの磁気回路を「つまむ」ように固定します。 具体的には、このようにスピーカー側板から伸ばした木片(図中 青線)と、隙間を埋める緩衝材によって構…
ミューズの方舟のコンテスト出場作「W-tone」は、 ユニットの固定方法を工夫しています。 ユニットは、フレームに付いたネジ穴で固定するのが最も一般的な方法ですが、 それだけでは振動板の反作用を受け止めきれない事が、以前から問題視されていました。 …
コンテスト機の「W-tone」は、吸音材を大量に用いる「小澤式共鳴管」です。 そこで、吸音材の位置を自在に変えられるような細工をしました。 「吸音材昇降機構」は、単純に言うと「吸音材に紐を付けることで、上下に自由に移動できる」という仕組みです。 ま…
ミューズの方舟コンテスト出場作「W-tone」は、 「小澤式」の共鳴管になっています。 ここで「小澤式」と言っているのは、 「無線と実験」誌のライターである小澤隆久氏が考案した共鳴管方式のことで、 長岡式とは異なり、吸音材を多く用いることが特徴です…
来週の日曜(11日)は、 自作スピーカーサークル「ミューズの方舟」が開催する、スピーカーコンテストです! 公式ページへのリンク (↑クリックで拡大) 会場;品川区立中小企業センター 3階 レクリエーションホール 開場:12:30 (昨年は18時頃の閉会でし…
先日、秋葉原のコイズミ無線に行ってきました。 そこで偶然見かけたのが、「100WB03B」というユニットです。 これは、コイズミ無線のオリジナル商品で、 「TOYO Electronics」という印字がマグネット裏にありました。 箱は、コイズミ無線が販売している、 「…
前回の日記の続きで、ALPINE DLS-108Xのネットワーク回路を煮詰めます。 ウーハー側は、0.13mH(5kHzクロス)でフラットになることが分かったので、 それに合うように、ツイーター側のコンデンサ・アッテネーターを調整します。 <ウーハー(0.13mH)+ツイータ…
ネットサーフィンをしていて見つけた海外のオーディオサイトに 「6moons.com」があります。 http://www.6moons.com/showcase/showcase.html どうやら、趣味としてオーディオをやっている人たちが評論活動をしているようなのですが、 その記事が相当本格的な…
前回の日記の続きで、ALPINE DLS-108Xのネットワーク回路を煮詰めます。 今回は、ウーハーのコイルを変化させて特性を見てみます。 今回使ったのは、 0.5mH (1.2kHz) <Jantzen製> 0.25mH (2.5kHz) <Jantzen製> 0.13mH (5kHz) <Jantzen製> の3種類で…
前回の日記の続きで、ALPINE DLS-108Xのネットワーク回路を煮詰めます。 まずは、ツイーターのコンデンサを変化させて特性を見てみます。 今回使ったのは、 6.8μF (6kHz) <Jantzen製> 2.7μF (15kHz) <BENNIC製> 1.0μF (40kHz) <SOLEN製> 0.47μF (80…
ミューズの方舟のコンテストまで、残るは二週間強。 ようやく箱が完成したので、まずはクロスオーバーネットワークを仕上げようと思います。 ALPINE DLS-108Xは、同軸2wayなので、 ネットワーク回路も音質を決定する大きなポイントになりますね。 標準状態で…
11/19にコイズミ無線で行われた、FE163En-Sの試聴会に行ってきました。 当日は雨でしたが、会場に到着すると席は既に満席! 久々(7年ぶり?)の16cm限定ユニットということで、注目度も高いようです。 まずは、ユニットの説明から始まりました。 コーン紙は、…
先日、FOSTEXから16cmフルレンジ「FE163En-S」が発売されました。 よい機会なので、これに適合しそうなエンクロージュアをまとめてみました。 まずは、11/19と12/10にコイズミ無線で開催される試聴会で発表される3作品。 http://www.koizumi-musen.com/1111…
初めに言ってしまうと、私は塗装が苦手ですw スピーカーの「設計」は、多少なりとも出来るつもりですが、 「作製」と「塗装」はまだまだだなぁ~と、昨年のコンテストで痛感したカノン5Dです。 んで、 簡単で見栄えのする仕上げを必死に考えるのですw 昨年…
FOSTEXから、限定ユニットが発売されました! 気になるお値段は、20,475円/本 この16cmフルレンジ「FE163En-S」は、長岡先生が「スーパーレア」や「D-37」とセットに使っていた 「FE168SS」を思い起こさせるような外観になっていますね。 基本的には、現行モ…
10月16日の日記では、 今回のコンテスト参加作品の設計図を紹介すると共に、共鳴管作りのコツを書きましたが、 さらにノウハウが得られたので紹介します。 まずは、管の断面積。 熟練者に聞いた所、やはり振動板面積の5倍は大きすぎるらしいです。 その人曰…