オーディフィル公式ブログ

スピーカー工房「オーディフィル」の近況をお伝えするブログです。 

2012-01-01から1年間の記事一覧

スピーカーの移動!

もうあと数時間で2013年ですが、 年の瀬の大掃除も兼ねて、スピーカーの移動を決行しました。 今までのスピーカー配置。 上手く収まっている感がありますが、 明らかにSP間隔が狭すぎです。 6畳間だと言い訳をしつつも、 左SPが倒れたら、右SPに当たるんじ…

2012年12月終了アニメ (秋アニメ)感想

このシリーズは一年ぶりの復活です。 2012年の9月~12月に放送されていたアニメの中から、カノン5Dのお気に入りの作品を挙げていく(誰も得しない)企画です(笑) 「となりの怪物くん」 見事なまでの少女マンガなのですが、これがイイ。 基本的に恋愛メイン…

ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト 2012 ~その4~

自作スピーカーコンテストも、後半戦。 今回音質賞を受賞された、塩沢さんの「FX120 ZWBR」です。 外見はオーソドックスすぎる作品なのですが、 中身はダブルバスレフ。 しかも、ZWBR方式と命名された構造で、 本体内部の仕切り板が大きく斜めになっているの…

ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト 2012 ~その3~

前回に引きつづき、ミューズの方舟主催コンテストの紹介です! 3人目は、ディフェンディングチャンピオン(?)の白須さん。 今年も気合の入った作品を持ってきました。 「KANARI-HEN」 まず、芸術的な外見に圧倒されます。 作品としては4年前のコンテスト出場…

ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト 2012 ~その2~

まず一番手は、関西からいらっしゃった河野さん。 広島のオーディオサークル「オメガの会」や、Stereo誌での活躍を知っている私にとって、今回の出品は非常に楽しみでした。 「K-72 AigisⅡ」 仕上げは流石の一言に尽きます。 スピーカーとしては珍しい青基調…

ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト 2012 ~その1~

今年も、ミューズの方舟の自作スピーカーコンテストの時期になりました。 ルールは「FOSTEX FX120を一発使ったSP」 当日。 ミューズのメンバーは、9時前に会場到着。 まだまだガラーンとしていますが、会場セッティングスタートです。 今回、リファレンスと…

新作! (ParcAudio「DCU-F102W」(8cm 赤パーク))

11/4や10/28の日記で作ったSPの話です。 廃品の作り変えのつもりが、 結構音が良かったので、塗装をする事に。 全体の配色は、「TAD E1」を参考にしました。 まあ、音のほうは似ても似つかない自作品ですが、 デザインだけでも恩恵を預かりたいわけでして…(…

インシュレーター作り

最近、作ってばっかりのカノン5Dです。 今回は、インシュレーターの製作記です。 狙いとしては、木材の響きを生かしつつ、 コシのある重低音を表現できる音を目指します。 構造としては、木材で作った枠の中に、 砂利を詰め込みます。 まあ、「サウンドデン…

ParcAudio「DCU-F102W」+共鳴管スピーカー

前回の日記の続きで、測定&試聴編です。 ParcAudioの「DCU-F102W」を、共鳴管箱に収めた…というのは前回の日記のとおり。 問題は、その音で、 低音がサッパリ出てきません。 共鳴管の出口に耳をつけても、弱々しく漏れてくるのは中音だけでしたorz そこで、…

スピーカーの作り変え

今年の4月~5月頃に色々テストしていた「共鳴管付きバスレフ」のスピーカーですが、 もう遊び尽くした感があったので、廃棄することに。 その解体作業中にふと思いついてしまったのがこちら。 発想としては二つ。 〇下部にあるスパイラル状の共鳴管だけを利…

3000円でスピーカースタンドを自作する!

Phile-webのながぴーさんの日記で、「安価なスピーカースタンドを作れないか?」という話があり、 毎度ながら好奇心がうずいてしまったカノン5Dです。 条件は3つ。 (1)自作する (2)安価であること。3000円以下。 (3)Klipsch RB-61 II(ペア7万円)の真価を発…

真空管オーディオフェアに行ってきました。

真空管の祭典ですが、 自作スピーカー派にとっても注目すべきものがあるのです。 「カインラボラトリージャパン」 Eの755Aの復刻版とのことでした。 励磁型ではなく、アルニコ(?)のようです。 開放型か、密閉がオススメとのことで、 確かに、平面バッフルで…

スピーカー再生技術研究会 2012年OFF会(2)

「スピーカー再生技術研究会」の日記も後半です! 中田さんは、周波数測定&補正についての発表でした。 ご自身のパソコンを持ち込むなど、気合の入りようが素晴らしいです! 周波数特性や位相特性をPC側で補正することは、私自身否定的だったのですが、 部…

スピーカー再生技術研究会 2012年OFF会(1)

昨日は、自作スピーカーサークル「スピーカー再生技術研究会」の公開OFF会でした。 最初は、会長の鈴木さんから。 まずは、先日行われたブラインド試聴の報告から。 鈴木さんの素晴らしい話術と相まって、なかなか楽しく聞けました。 スピーカーは、なんと3…

Stereo誌付録 ScanSpeakユニットのインピーダンス測定

後発情報ではありますが、 Stereo誌8月号に付録していたScanSpeakユニットのインピーダンス測定を行ったので、日記にします。 一応、Stereo誌面にも測定結果が載っているのですが、 大抵違っている事が多い(?)ので、自分で測るのがベストだと思います。 測定…

【イベント告知】 スピーカー再生技術研究会 公開OFF会【10/7】

来週の10月7日(日)は、「スピーカー再生技術研究会」の公開OFF会です。 去年の様子は、こちらへ。 http://community.phileweb.com/mypage/entry/136/20110904/25506/ 毎回、個性豊かなスピーカー達&研究成果が発表される会で、 今年は、6名が発表するようで…

アニソン購入 ~2012夏~

暑さと共に、夏アニメも終了の季節です。 織田信奈、人類は衰退~、ソードアートオンラインが お気に入りのカノン5Dですが、 今回もマイペースに買っているアニソンの紹介です。 「Third Planet」スフィア これで、3rdアルバムですね! 私が買ったのは通常版…

 三つ折レゾナンス (測定編2)

聴感上好結果の「三つ折レゾナンス」ですが、 思ったような共鳴特性が得られなかったので、 その解明にあたります。 共鳴管の開口部からマイクを投入して、 管内部での周波数特性を測ってみました。 <クリックで拡大> データは沢山とってあるのですが、と…

 三つ折レゾナンス (測定編1)

また間隔が空いてしまいましたが、 SCANSPEAK 10F/8422-03を使ったスピーカーの測定編です。 ユニット直前 かなりのハイ上がり特性ですが、 スムーズな特性で、好印象です。 一応、共鳴管箱に入れているのですが、 ディップ(共鳴が起こっている証拠)が無い…

 三つ折レゾナンス (製作編)

完成品の写真から。 このユニット(SCANSPEAK 10F/8422-03)の 黒いデザインを利用してみました。 --------------------------------------- まず、全体の傾きを作る為に、 側板を切り取って、平行四辺形とします。 今回は二色塗装なので、 組み上げ前に塗装…

 三つ折レゾナンス (設計編 ~その2~)

前回の日記から一ヶ月近く経ってしまったので、 設計の狙いから。 SCANSPEAK 10F/8422-03を共鳴管で使いたいと思ったのですが、 どうせ作るなら、従来の共鳴管とは一味違うものを…と思いました。 長岡先生のネッシーは、片開口の共鳴管ですが、 これを両開口…

周波数特性の測定方法

今までスピーカーの周波数特性をブログにupしてきましたが、 改めて、周波数特性の測定方法を説明します。 <i-Phoneを使う> 私は持っていないのですが、i-Phoneに周波数特性が測れる便利なアプリがあるようです。 http://www.phileweb.com/review/column/2…

センタースピーカー製作 その3 (FOSTEX FW168HR)

箱が完成したので、今度はネットワークの調整です。 まずは、双方のカタログ特性を見てみます。 ウーハー側の高域の伸びが良いので、高めのクロスで良さそうです。 <ツイーター FT7RP> <ウーハー FW168HR> とりあえず、暫定的に10kHzのクロスとしました…

センタースピーカー製作 その2 (FOSTEX FW168HR)

センタースピーカー作りの続きです。 前回の日記で、反響が思ったより大きかったので、 設計図を描いてみました。 <以下、クリックで拡大> 今回作製したのは、適当な空き箱を再利用して作製したので、 図面はちょっと違う感じになっています。 12mm厚のサ…

センタースピーカー製作 その1 (FOSTEX FW168HR)

暑さが厳しい日々が続いていますが、 そんな時こそ、外に出てスピーカー作りです!! 現在作っているのは、 ①ステレオ誌付録SPを使ったトールボーイ型 ②FW168HRを使った、センタースピーカー なので、二台同時作業になっています。 今回は、②のほうを日記に…

北海道伝統美術工芸村に行ってきました。

先日、北海道旅行で旭川に行ってきました。 旭川といえば、旭川動物園が有名ですが、お盆なので人混みが心配で断念。 予定していた、ラベンダー畑・丘陵サイクリングも、雨のため急遽中止。 そんな中で、北海道伝統美術工芸村に行ってきました。 美術工芸村…

S-031 FE103M搭載「ヘキサロード」の f 特測定

今年の6月に、ユニットを交換した「ヘキサロード」ですが、 さらにチューニングを進めていました。 当初、8cm用に設計した箱に、 10㎝のFE103M(メモリアル)を入れたので、結構寸法がギリギリなのです。 入れば問題ない…という考えもあるのですが、 実際、…

 三つ折レゾナンス (設計編)

Stereo誌8月号の付録ユニットで、 何か作んなきゃなぁ~と考えていたカノン5Dです。 このユニットを眺めていて、 背面開口部が大きいなぁ~と思ったのが第一印象でした。 ユニット背面の音を上手く利用してやるのが、 箱作りの肝だと信じていますw そういっ…

 SCANSPEAK 10F/8422-03

Stereo誌8月号が届いたので、日記を書きます。 [雑誌本編] 今回の工作人間大集合は、例年よりBH型の投稿が多いかな?という感じを受けました。 BH好きとしては嬉しいですね。 先生方の作例も読んでいて楽しいのですが、小澤先生が88ページからの共鳴管(1MQWT…

S-031 「ヘキサロード」のユニット交換 (FE83En→FE103M)

自作スピーカーは「作ること」自体も楽しみですが、 完成後の楽しみも格別なのです。 完成した後も、ユニット部分だけを交換すれば、 新たな音を楽しむ事ができるのです。 ユニット交換のパターンとしては、 ①互換性の高い新製品と交換。 ②箱の設計に合った…